全30階級で激しい戦い 極真カラテ大仏杯
「第9回極真カラテ大仏杯選手権大会」(国際空手道連盟極真会館奈良支部主催)が
5日、奈良市法蓮町の市中央第二武道場で開かれ、男女合わせて30階級に約700人が出場。
一般上級重量級で辻本隼也さん(大阪中央)が優勝した。
極真カラテは、素手や素足を使って相手の体を直接攻撃してポイントを稼ぐ競技。
同大会では寸止めが基本の他流派の選手も参加できるため、出場者も年々増え、県内随一の空手道大会に成長している。
ことしは、無差別級小学生の部に女子の部を創設。昨年まで全18階級だったが、30階級に増やした。
午前の予選では、小さな体にプロテクターを着けた子どもたちが、けりや突きなどを使って果敢に相手に挑んでいた。
橿原市石川町の市立畝傍東小学校3年南本竜輝君は「1回戦で1本勝ちしてうれしかったけど、
2回戦で負けた。次は大会で優勝したい」と意気込むと、父親の会社員佳宏さん(32)は
「まだまだ頑張ってもらわないと」と目を細めていた。 |