気力で10人組手に挑む 極真会館春季昇級審査会
国際空手道連盟極真会館の春季昇級審査会は3日、橿原市曽我川緑地体育館で
奈良支部に所属し昇段、昇級を目指す56人が参加して開かれた。
県内12の道場から指導者、指導員の承認を受けた小学3年生から
一般の42歳まで選手が審査会に出場。
初段から4級までに挑んだ選手たちは、午前中に型と基本動作を披露。
午後からは初段への昇段を目指す15人の選手らが10人連続の組手の中で
体力と精神力の限界に挑戦する10人組手や瓦割りなどを行った。
初段昇段への最大の難関となる10人組手をやり遂げた寺越太亮くん(12)は
「終盤はきつかったが、受かるという気持ちで頑張った。全日本中学軽量級で優勝したい」と
目標を述べ、2級昇級を目指した原田唯さん(10)と中川知奈美さん(8)は
「型はしっかりできた。昇級していろんな大会で優勝したい」と笑顔を見せた。
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