【第4回全中京空手道選手権大会】 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2006.10/22(日) 於:津市芸濃町総合体育館 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大会実行委員長 国際空手道連盟極真会館 三重支部 梶原 隆広 支部長 《ごあいさつ文より抜粋》 ・・・現在の日本、特に子供達を囲む環境は、昔では考えられない異常ともいうべき状況にあり、 更に利益優先の経済社会は、豊かさを生む反面、その底には大きなひずみをかかえており、 心ある人から見てまことになげかわしい状況といわざるをえません。 いつからこのようになったのか。そして更に時代を重ねた将来、果たして日本いう国家は存続できるのでしょうか。 私たち武道界、そして極真空手に携わる人間として、まず自身の襟を更に厳しく正し、 そういった危機的時代においても、あくまで、先人たちの教えを守り、周囲の風潮に流れることなく、 まだまだ未熟ではありますが、真の主体性を堅持した活動を進めていく所存であります。 今日ほど武道の存続に期待される時代はないでしょう。特に子供達への精神教育は、 生命をかけて力を注ぐべきだと考えております。今大会でも、ただ勝ち負けばかりだけにこだわらず、 ひとつの武道精神の発露の場だと考えて、選手たちはがんばって下さい。 またお互いに相手を尊敬する心も決して忘れないでください。 ---------------------------------------------------------------------------------- 次々と報道される子ども達が犠牲となる痛ましい事件。怒りと悲しみに拳を握り締める毎日です。 梶原支部長のごあいさつ文の中には、我々極真空手の指導者の総意が語られております。 そんな熱い思いで開催された第4回全中京大会。 勝った人も負けた人も相手があってこその闘い、皆同じ想いで試合場に立っていたことを思い、 又、その機会を与えていただいたことに感謝し、それぞれの心に忘れぬことの無い生涯の記録として留めておいて下さい。 奈良支部より出場させていただいた34名の選手諸君!それぞれの健闘に敬意を表し、 入賞された14名の選手諸君には心からおめでとう!!と申し上げます。 奈良支部 師範 秦貴典 ![]()
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