2007オープントーナメント 第24回全日本ウエイト制空手道選手権大会 |
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6月9日〔土〕・10日〔日〕大阪府立体育館 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
木村洋介(奈良支部:初段)軽量級第四位!! 【雑誌ワールド空手8月号より記事抜粋】 ▼軽量級準々決勝 ○木村洋介(奈良支部) 本戦・延長・再延長 引き分け 試割り判定勝ち ●沢村勇太(総本部) 若手の勢い止まらず 上位陣が揃って陥落 ・・・・・・・・・・・・・・前文略・・・・・・・・・・・・・・・・ 準々決勝で最も刺激的な展開となったのは20歳の木村と18歳の澤村の対戦だ。 相手に蹴りの間合いを許さず、徹底的に下から崩す木村に対して、〝一撃〟を常に狙う澤村。 前蹴りをはじめとして上段系の技は何度も木村の顔を捉えたが、結果的に倒せず。 最延長戦では逆に木村の下段が澤村の脚を襲い始める。お互い譲らない攻防は試割り判定で 木村が勝利。 ・・・・・・・・・・・・・・中段略・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「正直勝ち上がるとは思ってなかった」と藤田も木村も大会後、同じ言葉を発した。 自信を持ち始めた若者が、36歳の尾崎亮と、31歳の福井裕樹に襲い掛かる構図に。 軽量級での若手の大躍進が大会全体を強烈に印象付けた。 ▼軽量級準決勝 ○福井裕希樹(本部直轄浅草道場) 5-0優勢勝ち ●木村洋介(奈良支部) 若き新勢力を完封 快進撃の木村を翻弄 福井が貫禄の本戦勝利 試割り判定勝ちで初のベスト4入りを決めたが、すでに木村洋介の体は悲鳴を上げ始めていた。 今大会これで五試合目。拳も脚も細かいダメージが蓄積していたのだ。 福井裕樹の彗眼はさすがに相手の弱点を逃さなかった。 ムチのようにしなる強烈な内股が幾度となく木村の脚を蝕んでゆく。 しかも技が下段回し蹴りに偏ることもない。細かく動く木村の動きに合わせて方向転換しながら、 次々と技を出す。木村はダメージをひた隠しにしながら懸命に手数を返したが、得意の下段も 反撃の狼煙にはならなかった。『福井選手はズバ抜けて強かった。完全に効かされました』 軽量級王者の貫禄を肌で感じた木村。敗戦によって優勝への強い欲求が沸いてきた。 この痛さが一年後に役に立つ。 おめでとう!!今後の活躍に大いに期待!!
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