2012サマーキャンプ 7/27~7/29 琵琶湖畔白浜荘 |
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2012サマーキャンプを終えて 7月27・28・29日、2泊3日の毎年恒例の夏季合宿を、滋賀県高島市の白浜荘で行いました。最高の合宿日和となりました。 今年も昨年同様、貸切バスで現地白浜荘に向いました。途中二回の休憩をとりながらの運行となり、バスの中は子供たちの楽しい声でいっぱいで楽しい雰囲気の中、途中バスのトラブルもありましたが、無事白浜荘に到着しました。 到着後、各道場の点呼と部屋割りをしての昼食となりました。 昼食後、我々黒帯は師範と、三日間事故のないようにとの申し合わせと、稽古内容のそれぞれの分担等の話し合いを行いました。 その後3時半から、浜に出て野外稽古を行い、基本と各帯に分かれての型を中心とした稽古を行いました。その後は入浴の後、待ちに待った夕食です。今年は配膳と後片付けを全員でやりましたが、子供たちにとってはとてもいい経験になったと思います。 その後は、子供たちが楽しみにしている花火大会が行われました。子供たちは昼も夜も元気で、花火が終わっても明日が早いことなどお構いなしに騒いでいるので、注意をして回りようやく床に就いてくれました。 二日目は、朝4時半起床のため、子供たちをたたき起こしました。すぐ起きる子供やなかなか起きない子供がいて起こして回るのに大変な中、道着がない〃帯がない〃靴がないという混乱の中、身支度が整いました。 浜に集合して御来光を仰ぎましたが、昨年同様残念ながら日の出を見ることはできませんでした。 又、昨年と同じくご住職に来ていただき、座禅体験を行いました。何も考えずに頭の中を真っ白にしなさいという指導を受けました。私自身も、無の境地になることは簡単なようでとても難しく、できるだけ自分に素直になることを心がけ、邪念の無い落ち着いた心で姿勢を正しました。また、警策で肩を打ってもらう経験も普段はなかなかないものですから、良い経験をさせていただきました。その後、稽古をしてから宿舎に戻り朝食のあと、宿舎内の体育館に移動し、9時から、初級・中級・上級に分かれて昇級審査会が行われました。 審査を受ける側、審査をする側、立場は違いますが努力することに対しては同じです。審査を受ける心構え、審査を受けるまでの稽古をどのように努力し、真面目に稽古してきたかが大事です。型を覚えていない、移動稽古が出来ていないというのは、真面目に取り組んでいない証拠です。 偉そうに書いていますが、私自身が経験してきたことです。生徒が出来ていないのは、指導者の責任でもあるからです。指導する側も、指導される側も、努力し審査に臨まなくてはいけないと思うからです。無事に審査も終わり、昼食後は楽しい湖水浴とスイカ割りの時間です。本当に子供たちは元気で、遊びにかけては疲れ知らずだなと殊更に感心しました。少しでもそのエネルギーを空手にも生かしてほしいところ毎年恒例ですが、スイカ割りは大いに盛り上がり、子供たちは大喜びで楽しんでいました。 その後入浴・夕食の後は、各道場交流会です。初めに吉野分支部の隠し芸が始まりました。佐渡初段を中心に、少年部とうまく息を合わしながらの隠し芸でした。佐渡初段にはいつも楽しませてもらっています。その後、各道場のジャンケン大会がはじまりました。 昨年もそうですか、これが非常に盛り上がるのです。子供たちの勝たなくてならない表情とか、逆転勝利して喜んでいる姿、怯えてジャンケンしている生徒。本当に盛り上がりました。上位3位まで賞品が師範から贈呈されました。また、生徒全員にたくさんのお菓子が渡されました。その後、各部屋に戻り就寝しました。 最終日は6時に起床、7時に朝食をとりました。その後は8時半からマラソン大会です。やる気のある子供もない子供もいましたが、いざ走り出すと真剣に走り、低学年・高学年・一般の順に、最高の青空のもと走り出して行きました。全員が無事走り終わり、順位を確認していると、一般部と学生の中、一人壮年がいました。それも優勝です!吉野分支部の中峰初段です。感動したと同時に、自分も稽古しなくてはならない気持ちになりました。 その後、各部屋に戻り掃除をし、荷物をまとめて部屋を出ました。 さすがに子供たちも、疲れの表情を見せはじめました。その後、11時半から昼食です。 昼食が終った後、忘れ物調べをしました。今年は、忘れ物が少なかったように思いました。その後、退所式まで少し時間があるので、子供たちと少し話をしながら待ちました。話の中で、『合宿どうやった?』と聞くと、楽しかったと全員が答えてくれました。合宿は子供たちにとって良い人生勉強の場だと思います。協調性や礼儀作法、上下関係は生きていくうえで全て必要なことだと思います。合宿にまだ参加していない生徒がいるようですが、次回はぜひ参加してほしく思います。 いよいよ合宿最後の退所式の時間がきました。全員が集合して師範が総評を述べられ、道場ごとにバスに乗り、各駅まで無事到着しました。 最後に、様々な場面で大変お世話になった白浜荘のスタッフの皆様方、本当にありがとうございました。至らない点もあったと思いますが、今後の反省点にしたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。 又、ご父兄の皆様方、送り迎え大変お疲れ様でした。師範をはじめ、各先生方、子供たちの面倒を見てくれた一般生徒の皆様、大変お疲れ様でした。 2012 合宿長 御所忍海・神宮 分支部長 小西 誠司 2012年サマーキャンプレポート 天理道場 日置 正恵 初段 極真会館奈良支部は昨年に続き、今年も7月27~29日に滋賀県高島市にある琵琶湖畔の白浜荘にてサマーキャンプを実施しました。 私は所用の為、1日目の深夜からの参加となりましたが、部屋では花火大会の興奮冷めやらぬ小学生達がにぎやかに出迎えてくれました。 2日目は早朝4時から起床し、まずお坊さんにご指導頂き座禅を行いました。残念ながらご来光は木立ちに阻まれてじっくりと拝むことはできませんでしたが、朝の清々しい空気をいっぱいに吸いながらの座禅は心が洗われるようで新鮮でした。その後、基本稽古、帯ごとに分かれての移動・型稽古と続きます。昇級審査を控えた人も多く、皆真剣に稽古に取り組んでいるのが伝わってきました。 朝食後、体育館に移り昇級審査が行われます。じっとしていても汗が吹き出る位の暑さをものともせずに、受審者の人達は気合を漲らせて審査に臨んでいました。審査を受けなかった人も体育館の外で照りつける太陽の下、厳しい状況で稽古を行いました。 今回の経験は今後の各道場での稽古や試合、そして学校生活の中でも大いに役立つことだと思います。 そして午後は待ちに待った湖水浴の時間です。少年部の生徒達は皆、歓声をあげて次々と湖面に飛び込んで行きました。午前中にあれだけ大変な審査や稽古をしたにもかかわらず、元気に泳ぐ生徒達の無尽蔵な体力にはただただ驚かされるばかりでした。 ひととおり湖水浴を楽しんだ後は毎年恒例のスイカ割り。道場の仲間の声に誘導され木刀をスイカに向けて思いっきり振り降ろす少年、少女達。皆の活き活きした姿にこちらも元気をたっぷりともらいました。 入浴、夕食の後は体育館で各道場対抗のジャンケン大会です。そしてジャンケン大会に先立ち今年も吉野分支部の佐渡先生が魅せてくれました。今回は吉野の少年部の生徒達を愛犬に見立ててのコントで体育館の中が笑いに包まれました。ジャンケン大会では各道場ごとに皆一体となり大いに盛り上がりました。 3日目は朝食の後、マラソン大会が開催されました。合宿も終盤で疲れもたまる頃ですが、参加者は闘志をむき出しにしてスタート地点から疾走して行きます。一般の部では昨年に続き吉野の中峰先生がトップでゴールインです。壮年部の年齢ながら他の若い選手達を引き離しての勝利はまさに賞賛に値するものだと思います。 合宿では普段会うことの少ない他の分支部、道場の人達と交流することにより大変刺激を受け、空手道修行の新たなモチベーションを湧かすことができます。今回のサマーキャンプでも多くの方々からたくさんのことを学ばせて頂き、元気、勇気、やる気を注入して頂きました。 最後に、このような場を設けて下さりご指導頂いた秦師範、分支部長の先生方、黒帯の先生方、先輩方、道場生の方々、ご協力下さった保護者、関係者の方々に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。 押忍
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